2年生になったマサン。
なんとかやっていた。
2年生になると授業も少しずつ専門教科が始まる。
薬理とか感染症とか。
まじ無理だった。
やる気がどんどん落ちていって、でも勉強はしなきゃいけないのはわかってて、そんな自分が嫌いになっていって、もういいやってなってまたやる気が落ちる。
負のスパイラルとはこのこと。
やる気のなさが目に見えて現れたのはやっぱり定期試験。
前期は2個落とした。
再試は11科目のうち、7科目とか。
本当に何やってんだって今はもちろん思うけど、当時はまああとひとつ落とせるし、来年取ればいいやーってなってた。
そして後期試験。
後期試験は今でも苦手。
年末年始はやる気が起きないし、2年生の時は成人式が試験の1週間くらい前にある。
大学ももう少し考慮してくれてもいいのにね。
そうして再試の数は前期と同じくらい。
やる気が起きないまま再試期間に突入し、見事に2科目落とした。
ちなみに1年の時に落としていた科目はしっかり手に入れた。
結果的に、俺は留年した。
どうだろう、意外とあっさりしていると思う。
ちなみに留年なんて他人事だ、まさか自分が、って思っている人が多いと思う。
でもマサンの学校ではだいたい5~6人に1人が留年している。
マサンはその1人になってしまった。
他人事だと思っていたのに。
留年したあとは定期試験をほかの学校の人に説明する時、
半年に1回入試がやってくるようなもの
と言っている。
そのくらい辛いよってことを覚悟して薬学部を志して欲しいなーって思います。
ではでは。